換気設備 ― 3つの換気方式とシックハウス対策

換気の3つの方式と、法律で義務づけられた24時間換気の仕組みを学びます。

室内の空気を入れ替える換気設備には、給気と排気の組み合わせ方によって3つの方式があります。健康的な住環境を保つための大切な仕組みです。

白石 みつき(普段) 白石 みつき

トイレの換気扇っていつも回ってる気がするのぉ。
あれって普通のことなのぉ?

黒瀬 志保 先生(普段) 黒瀬 志保 先生

それでいいのよ。
換気方式には第1種換気、第2種換気、第3種換気の3種類があるの。

相良 紗英(普段) 相良 紗英

第1種は給気・排気ともに機械で行う方式、第2種は給気だけ機械で排気は自然に行う方式、第3種は給気は自然で排気だけ機械で行う方式ですね。

日向 まどか(しょんぼり) 日向 まどか

うぅ、種類が多くて頭がこんがらがってきた…

黒瀬 志保 先生(普段) 黒瀬 志保 先生

トイレや浴室のように、においや湿気を外に出したい場所では、排気だけ機械で行う第3種換気がよく使われるのよ。

日向 まどか(笑い) 日向 まどか

あ!
トイレの換気扇はそれで常に回ってるんだね!
要は、汚れた空気を積極的に吸い出す係ってことか!

黒瀬 志保 先生(普段) 黒瀬 志保 先生

よくわかったわね。
それともう一つ大事なのがシックハウス対策よ。
建材や家具から出る化学物質による室内空気汚染を防ぐため、建築基準法は原則すべての居室に24時間換気設備の設置を義務づけているの。

相良 紗英(普段) 相良 紗英

換気回数は原則として1時間あたり0.5回以上とされていますよね。

黒瀬 志保 先生(笑顔) 黒瀬 志保 先生

そのとおりよ。
だから多くの住戸で、24時間ずっと動き続ける換気設備が備わっているのよ。

確認クイズ

換気設備に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 第1種換気は、給気・排気のいずれも自然の力のみで行う方式である。
  2. 第3種換気は、給気を自然に行い、排気を機械で行う方式で、室内が負圧になる。
  3. 建築基準法は、居室への機械換気設備の設置を一切義務づけていない。
  4. シックハウス対策としての換気回数は、原則として1時間あたり5回以上とされている。
こたえを見る

正解: 2. 第3種換気は、給気を自然に行い、排気を機械で行う方式で、室内が負圧になる。

正解は2。第3種換気は給気を自然に行い排気を機械で行う方式で、室内は負圧になります。1は第1種換気は給気・排気とも機械で行う方式なので誤り。3は建築基準法は原則すべての居室に24時間換気設備の設置を義務づけているため誤り。4は換気回数の目安は原則1時間あたり0.5回以上とされているため誤りです。24時間換気は常時運転することが前提であり、この点も出題されやすいポイントです。換気設備の適切な維持管理は、室内の空気環境を保つうえで欠かせません。

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