マンションの建て方には大きく分けて2つの構造があり、また地震への備え方にも複数の考え方があります。試験でも頻出のテーマなので、ここでしっかり違いを整理しましょう。
先生、うちのマンションと友達のマンションで、部屋の中の柱の感じが全然違うんだけど、あれって何が違うの?
良いところに気づいたわね。
マンションの構造には主にラーメン構造と壁式構造があるの。
ラーメン構造は柱と梁を剛に接合して建物を支える構造で、中高層マンションに多いですよね。
そのとおり。
一方、壁式構造は柱や梁を使わず、耐力壁と床板で建物を支えるの。
中低層のマンションによく使われるわ。
うぅ〜ん、ラーメン構造は骨組みでガッチリ支えて、壁式構造は壁自体が骨みたいなものなのぉ?
じゃあ地震のときはどっちも同じように守ってくれるの?
そこで出てくるのが耐震構造・免震構造・制震構造の違いよ。
耐震構造は建物自体の強さで揺れに耐える考え方。
免震構造は建物と基礎の間に免震装置を入れて揺れを伝えにくくするの。
そして制震構造は、建物内部にダンパーなどを設置して地震のエネルギーを吸収し、揺れそのものを抑える考え方ですね。
よっしゃ、耐震は踏ん張る、免震は揺れを伝えない、制震は揺れを吸収する、って感じだね!
バドのフットワークでいうと踏ん張るのが耐震っぽい!
確認クイズ
建物の構造・耐震に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 壁式構造は柱と梁を剛に接合して建物を支える構造である。
- 免震構造は、建物内部にダンパーを設置して揺れを吸収する構造である。
- 制震構造は、建物と基礎の間に免震装置を設けて揺れを伝えにくくする構造である。
- 耐震構造は、建物自体の強度や粘り強さによって地震力に耐えようとする構造である。
こたえを見る
正解: 4. 耐震構造は、建物自体の強度や粘り強さによって地震力に耐えようとする構造である。
正解は4。耐震構造は建物自体の強度・粘り強さで地震力に耐える考え方です。1はラーメン構造の説明なので誤り。2は制震構造の説明なので誤り。3は免震構造の説明なので誤りです。耐震・免震・制震はいずれも地震対策の考え方ですが、仕組みの違いを正確に区別することが重要です。設問を通じて、それぞれの用語が指す仕組みを正確にイメージできるようにしておきましょう。