マンションの安全を守るうえで欠かせないのが消防用設備等です。消防法に基づく設備の全体像をつかみましょう。管理業務主任者試験でも頻出の分野です。
マンションの廊下にある赤い機械とか、天井のスプリンクラーとか、あれって全部同じ仲間なの?
そうよ。消防用設備は消防法17条に基づいて設置が義務づけられる設備で、大きく消火設備・警報設備・避難設備に分けられるの。
消火設備には消火器や屋内消火栓、スプリンクラー設備などが含まれますよね。
そのとおり。
警報設備には自動火災報知設備や非常警報設備などがあり、避難設備には避難はしごや誘導灯などが含まれるの。
うぅ〜ん、消火設備は火を消す係、警報設備は知らせる係、避難設備は逃げるのを助ける係、なのぉ?
よっしゃ、バド部の試合で言うと、消火設備がラリーを止める係、警報設備が審判のコール、避難設備がベンチへの誘導みたいな感じかな!
面白い例えね。
マンションの規模や用途によって、どの設備をどれだけ設置しなければならないかが細かく定められているの。
つまり、消防用設備等は種類ごとの役割を理解したうえで、それぞれ適切な維持管理が必要ということですね。
確認クイズ
消防用設備等に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 消防用設備等は、消防法ではなく建築基準法のみに基づいて設置が義務づけられる。
- 消火設備の例として、避難はしごや誘導灯が挙げられる。
- 警報設備の例として、自動火災報知設備や非常警報設備が挙げられる。
- 消防用設備等は、建物の規模や用途にかかわらず、すべて同一の設置基準が適用される。
こたえを見る
正解: 3. 警報設備の例として、自動火災報知設備や非常警報設備が挙げられる。
正解は3。警報設備の例として自動火災報知設備や非常警報設備が挙げられます。1は消防用設備等は消防法17条に基づき設置が義務づけられるため誤り。2は避難はしごや誘導灯は避難設備の例であり消火設備ではないため誤り。4は建物の規模・用途によって設置基準が異なるため誤りです。消防用設備等は設置して終わりではなく、点検を通じた継続的な維持管理が求められます。消防用設備等の分類と役割を正確に区別できるようにしておくことが、試験対策としても重要です。