共用部分は区分所有者全員のものですが、それぞれの持分割合と使い方にはルールがあります。
先生、共用部分はみんなのものだと分かりましたが、持分の割合はどうやって決まるのですか?
いい質問ね。
共用部分の持分は、規約に別段の定めがない限り、各区分所有者が持つ専有部分の床面積の割合によるの。
えーっ、じゃあ広い部屋に住んでる人ほど、共用部分もたくさん持ってることになるの?
そうなの。
管理費や修繕積立金の負担割合も、多くの場合この持分割合に連動しているのよ。
うぅ〜ん、じゃあみつきの部屋が小さかったら、廊下を歩く権利も小さいのぉ?
ふふっ、そこは安心して。
持分の大小に関わらず、各共有者は共用部分をその用方に従って自由に使うことができるの。
廊下を通る権利は誰でも同じよ。
つまり、持分は主に費用負担や議決権の計算に使われるもので、日常の使用そのものを制限するものではない、という理解でよいでしょうか?
よっしゃ、持分は『負担の割合』、使用は『みんな平等』ってことだね!
確認クイズ
共用部分の持分及び使用に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 共用部分の持分は、規約に定めがない限り、区分所有者の頭数で均等に分けられる。
- 共用部分の持分は、規約に別段の定めがない限り、専有部分の床面積の割合による。
- 持分の小さい区分所有者は、共用部分を自由に使用することができない。
- 共用部分の持分は、専有部分と切り離して自由に譲渡することができる。
こたえを見る
正解: 2. 共用部分の持分は、規約に別段の定めがない限り、専有部分の床面積の割合による。
正解は2。共用部分の持分は原則として専有部分の床面積割合によります。1は頭数均等ではないため誤り。3は持分の大小にかかわらず用方に従って使用できるため誤り。4は敷地利用権と同様、専有部分と分離して処分できないため誤りです。