電気設備には強い電力を扱う「強電」のほかに、情報や通信を扱う「弱電」設備があります。マンションの暮らしを支える弱電設備を見ていきましょう。防犯面でも重要な役割を担っています。
先生ぇ、テレビが映るのも電気設備の一つなのぉ?
そうよ。
電力を送る設備を強電と呼ぶのに対して、テレビやインターネット、インターホンのように情報をやりとりする設備を弱電設備と呼ぶの。
テレビをみんなで共同で受信するための設備を、TV共聴設備というのですよね。
そのとおり。
屋上などにアンテナを立てて、各戸へ配線で電波を分配しているの。
最近はケーブルテレビや光回線で共聴設備を使う場合もあるわね。
うちのマンションもインターネットの共用回線があるって聞いたよ!
あれもこの仲間ってこと?
そうよ。
建物内にLAN配線を通して、インターネットの幹線を各戸に届ける設備も弱電の一つね。
それと、防犯設備としてオートロックも重要ですね。
エントランスで来訪者を確認してから解錠する仕組みです。
よっしゃ、部活の部室の鍵管理と同じで、誰でも入れないようにするのって大事だよね!
インターホンで顔を見てから開けるの、安心感あるもんね!
そのとおり。
弱電設備は目立たないけれど、暮らしの快適さと安全を支える大切な設備なのよ。
確認クイズ
弱電・防犯設備に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 弱電設備とは、電力会社から高圧電力を受電するための設備をいう。
- TV共聴設備とは、各住戸で個別にアンテナを設置してテレビを視聴する仕組みをいう。
- オートロックは、来訪者を確認したうえで解錠する防犯設備の一つである。
- LAN配線は、水道の給水経路を意味する用語である。
こたえを見る
正解: 3. オートロックは、来訪者を確認したうえで解錠する防犯設備の一つである。
正解は3。オートロックは来訪者を確認したうえで解錠する防犯設備です。1は弱電設備は情報・通信を扱う設備であり高圧受電設備の説明ではないため誤り。2はTV共聴設備は共同で受信した電波を分配する仕組みであり個別アンテナの説明ではないため誤り。4はLAN配線は通信設備であり給水経路ではないため誤りです。弱電設備は目立たない存在ですが、日々の暮らしの快適さと安全を支える重要な設備です。弱電設備の更新は、住民の利便性向上にも直結するテーマです。